ドローンを飛行させるときに厳守すべき「改正航空法」が施行された2015年12月10日から20日間が経過し、迎えた2016年にドローン大学校 東京キャンパスを開校しました。当時、国内には約20校のドローンスクールがありました。その殆どが「空撮をするドローンパイロットを育成する」スクールでした。
しかし、すでにある空撮事業を目指す人ばかりを創出すれば修了生同士がライバルとなり、価格競争をはじまり、遂には薄利な魅力のない業界に修了生を送り込むことになると考え「現在する社会問題をどうすればドローンで解決できるかを考えよう」と、他のドローンスクールとは異なる「ドローンのビジネススクール」というスローガンを掲げました。
以来創出した1,000名以上の優秀な修了生は、物流オペレーター・高所点検オペレーター・橋梁点検オペレーター・測量オペレーター・農薬散布オペレーター・リモートセンシングオペレーター・アプリケーションインストラクター・・・と多彩なドローンビジネスマン&ドローンビジネスウーマンに成長しています。
よく「ドローン大学校では空撮や測量の講義はありませんか?」という質問をいただきますが、当校では国家資格「一等無人航空機操縦士技能証明」取得に必要な内容に加え、ドローンビジネスを行う上で最低限必要な要件をご指導しています。何事も基礎がマスターできてなければ、その上に何も積み上げることができません。徹底して基礎を修得しておけば、後に点検・農業・物流・測量・・・と進むべき道が決まった段階で、その道で活躍する先輩修了生をご紹介しますので、先輩修了生のアシスタントとして実務を学ぶべきだと考えています。理想的なドローンの基礎教育を日々探求する我々より、専門分野の業務を日々行う修了生の方が実践的な知識は豊富です。
どんな業界の方でも学校で学んだ知識や技術だけでプロになった人はいないでしょう。上司・先輩や同業者の仕事を見て学んでプロになったはずです。それはドローンでも同じです。ドローン大学校にはそんな優秀な修了生で構成する1,000名超のコミュニティがあります。
私たちと1,000名超の優秀な修了生と共に、ドローンで社会問題を解決し、明るいドローン実装社会を築きましょう!