一般社団法人ドローン大学校のウェブサイトをご覧いただき、ありがとうございます。このページでは、初めて当校のウェブサイトをご覧いただいた方に向けて当校の理念・歴史・特徴などをご説明いたします。

2016年のドローンビジネス黎明期に開校したドローンスクール

2015年12月10日に航空法にドローン(無人航空機)に関わる条文が追加された「改正航空法」が施行されました。その翌年2016年にドローン大学校は最初のキャンパス「東京キャンパス」を開校しました。
 
当時全国で約20校のドローンスクールが開校していましたが、ほとんどのドローンスクールが「ドローン空撮をするパイロットの育成」を目的とするスクールばかりでした。
 
しかし、政府はドローンでモノやヒトを運ぶことを目指す「空の産業革命」を進めていることから考えると、モノやヒトを運ぶドローンを操縦する人材を育成することが重要だと考えました。おそらくその操縦は手動ではなく自動(Auto Pilot)であることが予想されるので、自動操縦(Auto Pilot)オペレーターを育成する目的でドローン大学校をローンチしました。
 
さらに、日本のドローン市場の分野別予想では「空撮」が最も小さく成長が期待できない分野である一方で「点検・農業・物流」などの分野が成長すると予想されており、その分野を目指すほうがビジネスでの成功の可能性が高いと考えました。
 
また、50歳代・60歳代の方がパイロットになったとしても、10歳代・20歳代のパイロットには勝てないだろうと感じていた一方で、ドローンビジネスにはパイロットしか選択肢がないわけではなく、マネージメント人材も必要で、それは10歳代・20歳代より50歳代・60歳代の方が最適であり、年齢等お一人おひとりのリソースに最適化したドローンビジネスを目指すべきだと考えました。
 
そして、広くドローンビジネスで活躍する人材を育成するスクールを開校したいと考え「受講生一人ひとりが最適なポジションを目指す」そんな想いで開校したのが、ドローン大学校です。

国土交通省が認めた登録講習機関ドローン大学校

既に存在する民間のドローンスクールのノウハウとリソースを有効に活用し、多数かつ今後増加が見込まれる操縦ライセンスの発行を円滑に行うため、国は、一定の水準以上の講習を実施する民間機関の課程を修了した者については、国家試験(実地試験)の全部を免除することができることとし、当該機関の運営や学科試験及び実地試験に関する講習内容の一定水準確保に係る講師や施設・設備等の要件を設け、これに適合する機関を登録(登録講習機関)することとしています* 。
 
ドローン大学校の仙台キャンパス・東京キャンパス・名古屋キャンパス・大阪キャンパス・広島キャンパス・博多キャンパスは、この国土交通省が認めた登録講習機関として認められ、国家試験(実地試験)の全部を免除することができるスクールです。
* 国土交通省「DIPS よくある質問」より引用

全キャンパス共通の一貫したカリキュラムとクオリティ

ドローン大学校の仙台キャンパス・新潟キャンパス・東京キャンパス・名古屋キャンパス・大阪キャンパス・広島キャンパス・博多キャンパスは、国土交通省が認めた登録講習機関として、国家試験(実地試験)の全部を免除することができるスクールです。
 
そのカリキュラムは、国土交通省からの定めがありますが、一等無人航空機操縦士技能証明または二等無人航空機操縦士技能証明を取得するための必須要件であり、その内容に加えてドローンビジネス実務に必要な知識と技術を習得していただくために、ドローン大学校ではオリジナルのカリキュラムを展開しています。
 
​講師については、現役の旅客機パイロット、戦闘機パイロットなどの事業用航空機操縦士や、ヘリコプターパイロット(事業用回転翼操縦士)などの「空のプロフェッショナル」が講師となり、東京キャンパス・名古屋キャンパス・大阪キャンパス・仙台キャンパス・新潟キャンパス・広島キャンパス・博多キャンパスを巡回してご指導させていただいています。
 
当然ですが、ドローンの安全な運航に必要な知識・技術は地方も都心も同様です。世界トップクラスのクオリティを、どのキャンパスでも受講いただくことが可能です。

なぜドローンスクールに通う必要があるのか?

ドローンスクールは2つに分けることができます。ひとつは、ドローン大学校のように国土交通省が認めた登録講習機関として、国家試験(実地試験)の全部を免除することができるスクールです。もうひとつは、2025年12月4日に効力がなくなる民間資格(国家資格ではない)しか発行できないスクールです。

ドローンをビジネスにしたいとお考えの方であれば、国家資格の取得を目指す前者である国土交通省が認めた登録講習機関一択となるでしょう。

国土交通省が認めた登録講習機関でも、レベル4飛行(第三者上空での補助者なし目視外飛行)に対応した「一等無人航空機操縦士」の技能証明取得のためのカリキュラムのスクールと、レベル3飛行(無人地帯での補助者なし目視外飛行)に対応した「二等無人航空機操縦士」の技能証明取得のためのカリキュラムの2種類のスクールがあります。ドローン大学校は一等無人航空機操縦士と二等無人航空機操縦士の両方に対応したスクールです。

一等無人航空機操縦士の技能証明取得には、ドローン(無人航空機)の知識だけではなく、航空機やヘリコプター(回転翼航空機)の知識も必要であり、また操縦についてもGPSやビジョンシステムといった機体安定機能を使わず、風のある屋外で高精度(定められたルートの1.5m以内)の操縦技術が求められます。それらの知識や技術を独学で習得することは容易なことではありません。

一方、二等無人航空機操縦士の技能証明取得でも、一等同様にドローン(無人航空機)の知識だけではなく、航空機やヘリコプター(回転翼航空機)の知識も必要ですが、操縦については、GPSやビジョンシステムといった機体安定機能を使用し、風のない屋内での操縦技術が求められます。

一等であっても、二等であっても、長年の実績のあるスクールで、優秀な講師から直接指導を受け、スクール内で実地修了審査に合格したうえで、国土交通省が定める学科試験に合格することをお勧めします。

ドローン大学校の実地実習風景

ドローン大学校は「ドローンのご指導をするスクール」ではありません!

ドローン大学校のビジョンは”ドローンビジネスの創造とそこで生まれる雇用の創造”です。つまり、ホビー(趣味)ではなく、あくまでビジネス(仕事)にドローンを導入したい方に向けた「ドローンビシネスのご指導をするスクール」であり、国家資格の取得やドローンの操縦だけをご指導をするスクールではありません。

修了生の中には、修了後にエアモビリティ(空飛ぶクルマ)のメーカーに転職された方や、エアモビリティ(空飛ぶクルマ)のパーツ製造を目指して転職された方、国産ドローンメーカーとして起業された方、省庁に転職されて法改正の業務に従事されている方を初めとして、農薬散布・測量・点検と幅広い分野で活躍する方々を開校以来1,000以上創出して来ました。

具体的には、大型機を操縦する際も困らない知識と技術があり、低コストかつ安全な運航でクライアントの要望に対応できるノウハウを持ったドローンオペレーター・ドローンビジネスマンを育成して来ました。

中型ドローンで散布作業を行う修了生

まずは4時間の「マンガでわかるドローンセミナー」または「ドローンセミナー&ドローン3.0時代のビジネスハックセミナー」を受講してください

「ドローンやドローンビジネスについて知りたい」とお考えのビギナーの方に向けて、有料(¥5,000)4時間の少人数制リアル(対面)セミナー「マンガでわかるドローンセミナー」と、ドローンをお仕事にしたい方に向けセミナー「ドローン3.0時代のビジネスハックセミナー」をご用意しています。

このセミナーは、入校生様に向けて行っていた「Lesson 1 ドローン概論」という講義を入校前の方に聞いていただきたいと考えて始めた内容の濃いセミナーです。ドローンビギナー(初心者)に向けた書籍「マンガでわかるドローン」と、ドローンをお仕事にしたい方に向けた書籍「ドローン3.0時代のビジネスハックセミナー」の著者であるドローン大学校理事長自身が講師となり、ご受講生様のレベルに合わせ、ドローンの歩み、ドローン関連法令、ドローンの利活用、ドローン市場の予測に加え、ドローンスクールの選び方や当校のカリキュラムの説明もいたします。なお本セミナーは学校説明会も兼ねておりますので、受講料や講義の詳細な内容についてもご説明させていただきます。